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本部の運営のために


生徒会長として

会長は生徒会全体を見据え、様々な人に丁寧に対応し冷静に物事を判断できることが求められます。生徒とはいえ、人と人との利害関係がありますし、教員や学校側との絡みもあります。完璧とは言いませんが、これらを調整できる手腕が必要です。

副会長として

副会長は会長の最も近くで会長を補佐する役割があります。会長一人だけでは解決できないことも多く、それに対してともに考え、助言も行います。また副会長で一つの業務を任されるなど重要な存在です。副会長なしでは会長もありえません。

選挙について

生徒会役員になるには必ずと言っていいほど選挙があります。そんな選挙の、勝ち方と言ってはなんですがコツを考えて行きたいと思います。

選挙の一般的な過程

立候補→選挙運動→投票
選挙の過程は、選挙を管理しているところに立候補の表明をします。そうすると締め切りの後に学校中に立候補者が公示され選挙モードに入ります。そして選挙活動を行い、投票となるわけですが選挙活動が行われないところも多々見受けられるようです。次に実際の選挙活動を考えて行きましょう。

選挙活動

選挙といっても自分ひとりで色々やることはできません。つまり支持者が必要なのです。自分の近しい友人が支持者になってくれると思いますのでまず立候補をする前から話をしてみましょう。支持者は多くいればいるほど心強いです。その後支持者と一緒に周りの人に自分に投票してくれるようアピールしましょう。中学校や高校の選挙で実際に廊下を歩き回って「投票をお願いします。」というような行為はあまり行われていません。ですからそのようなことが行われていない学校は周りの人に少しずつ「お願いします。」となにげなく言うことが賢明だと思います。なぜなら目立ってしまうと色々と悪く言う人が出てくるからです。では次に選挙活動の中でかなり大きなウェイトを占める立会演説会についてです。

立会演説会

これもある学校とない学校、講堂で生徒の前で行う学校とテレビ中継で行う学校があります。よくあるパターンは講堂で生徒の前で行うパターンです。このパターンについて説明していきます。
まず考えなくてはならないのはどんなことを話すかということです。これを公約といいます。この公約ですがあまりにも実現不可能なことを言って生徒の気を引こうとしてもかえって逆効果のことが多いようです。実現可能で生徒が求めていることを言うことや誠実さをアピールすることが無難でしょう。実現不可能と思えることを大きく打ち出して当選することもあるそうですが、、、ある意味賭けではあります。もう一つ懸念すべきことは笑いを取ろうとすることです。下手にやって失敗すると命取りです。信任投票でも落ちる可能性があります。すでに学校内でも人気者という人なら別ですが、、。当たり前ですが選挙というのは笑いを取るためのものではありません。信任投票であれば普通に行えばおちることはまずないと考えられます。信任投票でなければやはり演説でどれだけ生徒のニーズにこたえられるか、どれだけ不満を買わないかということが勝負になってきます。以上で私の考えの立会演説会の要点をまとめました。このあと投票に移りますが、あとは自分を信じるのみです。

投稿者プロフィール

芳賀 達也
生徒会活動支援協会理事(2009年から)。