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外務の終着点を考える:多摩協定例会


東京都多摩地域の学校生徒会が集まり議論する多摩生徒会協議会の定例会が、八王子市子安市民センター(東京・八王子)で開催された。今回の定例会では「外務の終着点」というキーワードを掲げた。外務活動の意義や内務活動にどう生かしていくのか、新年度の活動を始めるにあたっての出発点となる議論となった。

外務活動の意義を見出すポイントとして、他の高校と話をすることでアイディアの生み出しが可能となることや、生徒会役員の意識改革、情報交換などが挙げられた。これと同時に、生徒会本部の中で、外務という担当が必要であるかどうかを議論し、担当のみが独占するよりも広く情報を共有できるようにするために、外務活動へは役員全体が参加すべき出会うという意見も出された。

外務活動、特に広い規模で集まる場を継続的に実施することがやはり重要であるが、自校がどのような状況なのかを知ったうえで外務活動に参加ことが必須であることから、自校分析が出来ていなければならず、その点が課題として提示された。他校の企画を知ることで自校の活動を向上させることが出来ると考えた。

次回の定例会は6月に開催される予定とのこと。

【文・写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長

投稿者プロフィール

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荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。