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マンネリ化から脱出するのが全国大会の役割:全国高校生徒会大会実行委員長インタビュー


8月11日、全国高校生徒会大会の引継式が、BASE POINT(東京・新宿)で行われた。今回、8月1日付で第6回実行委員長に就任した岩本健吾さん(開智・高2)に全国大会のビジョンを聞いた。

現在は外務団体が数多く存在し「マンネリ化」といわれているが、自分はあまり感じていないというのが率直な感想です。外務活動に、以前から長期間参加している人は、マンネリ化を感じてしまうと思いますが、外務団体で吸収してきた人が全国高校生徒会大会でさらにレベルアップを図るべきだと考えています。また、そのような空間を作らないといけないと感じています。

全国高校生徒会大会は、各地にある外務団体の一歩上をいく環境を作らなければならないのと同時に、全国規模であることを十二分に生かす環境づくりを実行委員全員で作るというミッションがあります。その上で、今年度開催する第6回は大きなターニングポイントだと考えていて、第4回・5回は「次世代」「きっかけを見つける」という点に重点が置かれていましたが、次回はこれに加えて生徒会の新たな概念を創っていくことを考えないと、日本の生徒会も全国大会も進化できないと感じています。しっかりと議論して、実行する場にして、全国大会に参加すると、完璧な生徒会組織が作れるというイベントにしていきたいです。

多くの方は生徒会外務団体に1年間参加すると議題が尽きてしまうと感じているのかもしれません。自身の価値観は話せば話すほど広がっていきますが、学校や生徒会に使える情報量が比例で増加するということは自分の経験からはあり得ないです。これまで、団体に参加して力をつけた人には、全国大会での企画を良い意味で使ってもらいたいです。

学校をよくしたい、という意気込みで全国大会に参加すると思いますが、がむしゃらに政策を進めても何も変わらないと思います。自分が生徒会でやっていること、自分がなぜ生徒会をやっているのかを根底から考え直してもらえるような機会にしたい。だからといってこれから実施していく企画は、全国レベルでなかったとしても、実現できない企画内容ではない。これらの企画が今後、団体レベルでできるようになったら、全国大会は次の段階に進めないといけない。その次の段階も今回考えないといけない。

今年度の全国大会を素晴らしいものにしていきますので、よろしくお願いいたします。

【写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会

荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、一般財団法人国際協力機構理事などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。