九州全域を束ねる生徒会交流団体、その設立背景と課題とは:インタビュー

12月27日に、福岡県庁吉塚合同庁舎において、九州高校生徒会連盟 第2回総会が開催された。これに合わせて、連盟の代表メンバーにインタビューを行った。

20151227_1今回は、実行委員長(議長)の納富茅壽さん(佐賀・弘学館)、南部九州部会長の薗田樹さん(鹿児島)の2人にインタビューを行った。今回の総会では「問題に対し、生徒会という立場からどう解決すればよいか考え、発表しよう。」をメインテーマにおいて議論が行われた。テーマ設定の理由について、納富さんは、「他校の生徒会役員とひとつの目標に向かって、討議を重ねることでより強い結束力が生まれると考えました」という。

現状、22校が加盟する九州高校生徒会連盟。そのうち公立校は3割程度だという。連盟が設立されるきっかけとなったのは、2015年の全国生徒会大会。大会参加メンバーを中心に、九州にも関西・関東に負けないネットワークをつくりたい思いから発足した。団体のアピールポイントについて尋ねると、納富さんは「メンバーが属性に関係なくすぐに打ち解け互いのいいところを吸収しあい、意見をぶつからせることができる点」を挙げてくれた。ただ、加盟校が少なくかつ遠距離になっていることが課題。各県をまとめる形で存続する連盟にしたいという。

20151227_2今後団体として実施したいことについて「宿泊研修を実施したい。加盟校とさらなるタッグを組みたい。」と薗田さん。また、自校の生徒会について尋ねると「生徒会は、比較的自由に行動できるところです。対する欠点としては、人数が多く、大所帯なので俊敏な動きがしにくいところです。」と答えてくれた。また、納富さんは「県内他校との交流を実施することと、総会で得た新しいアイディアを自分の学校で生かしていきたい」と語ってくれた。

最後に、団体運営について、今後どのような支援を求めたいか尋ねると、薗田さんは経済的支援が不足していることから、その側面を支援してもらえるような仕組みがあると助かる。と語った。

これまで、生徒会の交流団体は大都市圏の学校が中心となって運営されることが多かった。しかし、そこから影響を受けた生徒会役員が自身の地域で新たな活動の息吹を起こした。今後も、各校の生徒会役員がよりよい活動をできるような環境づくりを交流団体に期待したい。20151227_3


九州高等学校生徒会連盟は、学校単位ではなく個人単位での参加としていますが、本記事はリリース時の情報のまま掲載しています。(2016/03/06)