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生徒会役員のモチベーションは単年度?:高生連


7月21日、成城高等学校(東京・新宿)にて、今年度初めてとなる首都圏高等学校生徒会連盟の連盟会(定例会)が開催され、首都圏の中高生50名が参加した。開会あいさつで代表の渡辺はるかさん(栄東/高2)が参加者に対して学校外の外務活動に初めて参加した人を尋ねると、20名ほどから手が挙がった。今回は加盟校からの話題提供方式を採り、多くコメントが寄せられた「引き継ぎの方法」と「生徒会役員の単年度任期制」が話題の中心となった。

単年度任期によって生徒会役員のモチベーションが上がっていないのではないか、また引き継ぎが円滑に行われていないことにより、活動の円滑さが損なわれていないかという問題提起ののち、参加者が4人ずつのグループに分かれて議論が展開された。

渡部千葉さん(昭和鉄道/高1)は「いろいろな学校と話ができて特色が見えた。たくさん引き継ぎの方法が話題に上がり、これまでの自分たちのやり方は変えていかなくてはいけないと感じた」という。今日の話題ですぐ実行できることについては、文化祭のチラシのQRコードを入れている学校があり、それはすぐに自分たちでも取り入れたいという気持ち。今後の取り組みについて伺うと、自分の学校は自分の学校らしく進めたいという。たとえば、ビブリオバトルの商品とか、たくさん募集があるとか。

小林理紗さん(栄北/高3)は、学校生徒会の状況として定例会を開催していないという。今回の議論を踏まえて、定期的に集まることを最低限として実施したいという。また、生徒会役員を続けていく取り組みのひとつの方策として役員バッジをつけている学校があった。それがある意味でステータスを与え、役員を続けようと思うきっかけになるのではないかと感じたという。ただ、現在の自校の生徒会役員の心構えについて尋ねると「モチベーションは低い状況で、会長立候補者がいない年もあり、またやる気がないわけではないが、会長が生徒会役員1年目なので経験がないということもある。そういう役員に限らないが、内申書のためという雰囲気を感じたこともある。つまり、本当に学校のためにと思っている人が多くないと思う」という。今回参加したのは、生徒会自体の活動が少ない。他の学校のものを参考にしたいという希望から。生徒会活動の活動自体の枠組みというのはどこまで含めるのか。周りはいろいろやっている。どの高校でもできそうな活動を話し合ってみるというのは聞いてみたかったという。最後に、今後のトピックについて尋ねると「役員のモチベーションの上げ方を聞いてみたい。内申点だけでやってはなぁ」といい、本当に学校のためにと思って活動してもらえるのか。いかに他人事化している生徒会活動を自分ごと化する方法を考えたいと締めくくった。

今回の連盟会における議論内容については、首都圏高等学校生徒会連盟のウェブサイトに詳細が掲載されている。

【文・集合写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長
【写真】仙石 葵望/首都圏高等学校生徒会連盟

投稿者プロフィール

荒井 翔平
荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。