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生徒に注目される生徒会を作る:多摩協2022年度第1回定例会


6月12日(日)、桐朋高等学校(東京・国立)で多摩生徒会協議会定例会が開催された。対面とオンラインでの同時開催で合計17人が参加した。今回の定例会では「生徒会の注目度を上げるには」を大きなテーマとして、前半と後半でそれぞれ「注目度の重要性を考える」「実現可能な改善方法を考える」という二つの議題について1グループ4~5人の対面3グループ、オンライン1グループの計4グループに分かれて話し合い、まとめた。

各班、生徒会からの情報発信方法などについて深い議論が展開された。各班で話し合った内容について、定例会の最後に各班から全体に共有された。

 

1班
・生徒会の注目度が上がることで意見収集が楽になる
・SNSを活用して生徒会をもっと身近にする
・生徒を巻き込む活動をしていく

2班
・広報新聞やInstagramなどの運用をうまくしていく
・そもそも生徒会を一部の興味のある人だけに知ってもらいたいのか、全校生徒に知ってもらいたいのか(ターゲットを明確にする)
 ↳一部の人に向けて、クラスの掲示物などを活用する
   全校生徒に向けて、生徒総会などを活用する

3班
・生徒会内部の組織があやふやのままではあまりいい印象を生徒にもってもらえない
↳議事録を残してわかりやすく公表すると知ってもらえるし、ちゃんと知ってもらえるのでは
・SNSを活用するといいのではないか

4班
・SNSやGoogleクラスルームなどを活用して生徒に対しても外部に対しても情報発信をする
・生徒会と生徒が関われるイベントを企画したり、広報誌や意見箱などを活用して生徒会と様々な幅広い生徒が直接関わることに重きを置く

今回初めて定例会に参加した日比魁一さんと岩崎海大さん(いずれも立教池袋・高2)は「文化祭で生徒会が企画をやってみようという案が班で出たのでいい案だなと思った」「一番驚いたのは、学校のホームページに生徒会のページを貼り付けてしまうということで、自分たちの学校では難しいと思うのでそれができているのに驚いた」と語った。今回の議論では、こういった生徒会の広報の方法について以外にも、そもそも生徒会の認知度をあげる必要はあるのか、生徒会に興味のない人にわざわざ発信する必要があるのかなどといった広報の根本的なところについても意見を交わし、考えることができた。その上で、より具体的な広報の方法について各校の生徒会に合ったやり方を生み出していきたいという。

また閉会にあたって、議長の岡田一徳さん(桐朋・高1)は「全体をまとめると、役員側が役員でない生徒に歩み寄ることが重要であるということになるのではないか。SNSを用いて、従来の紙の広報ではできない双方向の情報発信・コミュニケーションを行う、生徒会のとっつきにくいイメージを変えるために文化祭に参加する、など様々なアイディアが出た。もう一つ上のステップについて考えてみると、生徒会というのは注目してもらえば十分なのでなく、参加してもらう必要があるというのは忘れてはいけないと思う。”生徒会は役員”、というイメージになってしまっている学校もあると思うが、元々”生徒会=全校生徒”であるということを忘れてはいけないのではないだろうか。今回の交流会の成果を各校で活かしていただき、そのうえで、さらに上の『より多くの生徒に参加してもらう』というステージを目指していただければと思う。」とコメントした。

【文】鈴木菜水/多摩生徒会協議会第14期議長団(都立国分寺・高2)
【インタビュアー】髙橋徳之助/多摩生徒会協議会第14期議長団(開智・高2)
【写真】荒井翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長