生徒会.jpについて
生徒会.jpは、一般社団法人生徒会活動支援協会が運営しているWebサイトです。
目的
日本では戦後、民主主義の浸透をめざし各学校に生徒会がつくられましたが、現状は多くの学校において形骸化しているのが実態です。その背景には、生徒会活動そのものへの意識の低下に加え、生徒の意見が反映されにくい学校組織の体制、 学校や教員の生徒会に対する理解の乏しさ、地域や自治体による若者に対するエンパワーメントの不足など多くの事情があるように思います。
一方で世界に目を向けると、社会のあらゆる場面で、子ども・若者を意思決定に組み込むことは「若者政策」として世界的にも大きな流れとなっており、とくに 若者参画先進国では、生徒会をはじめありとあらゆる場面において成長に合わせた参画と教育の仕組みが用意されています。当協会では、「18歳選挙権」の導入を契機に、“新しい生徒会”を広めていくことで「子ども・若者参画社会」の実現を目指していきたいと考えています。
法人概要
(2025年3月まで・五十音順)
組織名 | 一般社団法人 生徒会活動支援協会 | |
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英語名 | Supporting Association for Student Council Activity JAPAN | |
略称 | SASCA(サスカ) | |
顧問 | 川上 和久・小玉 重夫・鈴木 崇弘・鈴木 寛・長沼 豊 | |
理事 | 理事長 | 高橋 亮平 |
副理事長 | 西野 偉彦 | |
専務理事 | 荒井 翔平・川名 悟史 | |
常任理事 | 猪股 大輝・小笠原 洋至・吉水 隆太郎 | |
理事 | 五十嵐 誠・章 子昱・芳賀 達也・宮澤 直行・渡部 裕司 | |
相談役 | ||
監事 | ||
事業内容 |
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役員紹介
各個人に関するプロフィールはJ-GLOBALから参照しています
顧問
- 川上 和久(麗澤大学 教授)
- 小玉 重夫(日本教育学会 会長/白梅学園大学 学長/東京大学 客員教授)
- 鈴木 崇弘(PHP総研 特任フェロー/元厚生労働省 総合政策参与)
- 鈴木 寛(東京大学大学院 教授/慶應義塾大学大学院 特任教授/前文部科学大臣補佐官)
- 長沼 豊(板橋区教育委員会 教育長/日本教育実践研究所 所長/元日本特別活動学会 会長)
理事長
高橋 亮平(株式会社メルカリ/中央大学 元特任准教授)
1976年生まれ。明治大学理工学部建築学科卒業。一般社団法人日本政治教育センター代表理事、株式会社メルカリ経営戦略室政策企画参事。中央大学特任准教授、明治大学世代間政策研究所客員研究員、市川市議、松戸市政策担当官・審議監、神奈川県DX推進アドバイザー、千葉市アドバイザー、熊本市生徒会・校則見直しアドバイザーなどを歴任。国民投票法改正案につき衆議院法制審議会で参考人を務めるなど18歳選挙権実現の第一人者。AERA「日本を立て直す100人」や米国国務省から次世代のリーダーとしてIVプログラムに選出。著書に『世代間格差ってなんだ』(PHP新書)、『20歳からの社会科』(日経プレミア新書)、『18歳が政治を変える!』(現代人文社)ほか。(執筆記事一覧)
副理事長
西野 偉彦(株式会社第一生命経済研究所/慶應義塾大学SFC研究所)
1984年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専門は18歳選挙権・シティズンシップ教育(主権者教育)・若者の政治参加。2010年4月(公財)松下政経塾に入塾し、塾生(第31期生)・研修局研修主任・政経研究所研究員。2024年7月(株)第一生命経済研究所に入社し、現・ライフデザイン研究部主任研究員。2016年4月より慶應義塾大学SFC研究所上席所員を兼務。(一社)生徒会活動支援協会では、理事長(9年間)を経て2024年5月より副理事長。神奈川県教育委員会にて、2016年5月より「小・中学校における政治的教養を育む教育」座長、2022年7月より「かながわ元気な学校ネットワーク推進会議」委員も務めている。国・自治体・学校での講演、メディア出演多数。(第一生命経済研究所・J-GLOBAL・執筆記事一覧)
専務理事
荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。日本シティズンシップ教育学会理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。(J-GLOBAL・執筆記事一覧)
川名 悟史(上智大学/大学生)
2002年埼玉県生まれ。埼玉県立春日部高等学校卒、上智大学総合人間科学部教育学科に在学。高校在籍中は、生徒会会計、文化祭実行委員会会計局・ホームページ局長として活動。第8回全国高校生徒会大会経理部長を務めた。現在は、教育社会学や教育行政学を領域に研究している。(執筆記事一覧)
常任理事
猪股 大輝(東洋大学 助教)
1997年東京都生まれ。桐朋高等学校、早稲田大学教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。現在、東洋大学文学部助教。高校在学時は総務委員長(生徒会長)、首都圏高等学校生徒会連盟代表、生徒シンポジウム実行委員を務め、生徒会大会(首都圏)を立ち上げる。専門は教育史(生徒会成立過程史研究)、シティズンシップ教育。(J-GLOBAL・researchmap・執筆記事一覧)
小笠原 洋至(会社員)
1996年東京都生まれ。芝浦工業大学柏高等学校で生徒会長を務めた後、慶應義塾大学総合政策学部に進学し同学部を卒業。全国高校生徒会大会実行委員も務めた。(執筆記事一覧)
吉水 隆太郎(会社員)
1997年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学高等学院在学時に中央幹事会(生徒会)の幹事長を務める。その他、中高生ボランティア団体NEXUS代表や、全国高校生徒会大会実行委員など。(執筆記事一覧)
理事
五十嵐 誠(信州大学大学院)
2000年東京都生まれ。東京都立八王子東高等学校、信州大学工学部を卒業し、同大学大学院総合理工学研究科工学専攻水環境・土木工学分野に在学。高校在学時には生徒会会計役員として会計規定の改正と生徒の業務簡略化を図った。2017年度多摩生徒会協議会議長。現在は、教育と土木計画学の関連を専門としている。(執筆記事一覧)
章 子昱(慶應義塾大学/大学生)
2003年東京生まれ。慶應義塾大学在学。桐朋中学・高等学校在籍時、4年間にわたり生徒会活動に携わる。多摩生徒会協議会12期代表や、第1回全国オンライン学生祭代表、国際生徒会機構(ISCO)副代表を務め、マスクを3000枚寄付する等の活動を行なった。
芳賀 達也(会社員)
1988年生まれ。高校在学時に生徒会.jpの前身としてウェブサイト「生徒会研究」を立ち上げた他、首都圏中学校生徒会連盟、首都圏高等学校生徒会連盟、多摩生徒会協議会などを設立。(執筆記事一覧)
宮澤 直行(会社員)
1999年長野県生まれ。長野県高遠高等学校、日本工学院八王子専門学校卒業。高校生時代、生徒会のSNSやWebサイトを立ち上げたほか、文化祭の広報にマスメディアを活用するなど生徒会の対外広報に注力。
渡部 裕司(中学校教員)
1991年神奈川県生まれ。神奈川県立茅ケ崎北陵高等学校を卒業後、東京学芸大学へ進学、その後同大大学院修士課程を修了し、現在中学校教員。(J-GLOBAL)
一般社団法人 生徒会活動支援協会 としてめざすもの
- 主権者教育としての「生徒会活動」の見直し
- 「生徒会活動」の実態調査の実施
- 日本版学校会議(学校協議会)の検討
- 地域生徒会の構築と自治体の若者参画との連携推進
- 全国生徒会の設置
- アクティブラーニングとしての「生徒会」のプログラム実施
- 生徒会役員・顧問等への研修と、生徒会コンサルタント養成
- 生徒会役員経験者OB会の設立
生徒会活動支援協会リーフレット(PDF)はこちらからダウンロードください
支援事業
- 生徒シンポジウム実行委員会・多摩生徒会協議会など生徒会の連盟組織に対するアドバイザリー
- 日本生徒会機構における事務局業務
- 各種団体における外部講習、プランニング補助
活動実績
- 各種出版等の事業(2009年~)
- 全国中学校・高校生 生徒会広報誌コンクール(2008年12月)
- 主権者教育としての新しい生徒会シンポジウム(パネリスト:鈴木寛 文部科学大臣補佐官・小玉重夫 東京大学教授・高橋亮平 中央大学特任准教授・西野偉彦 慶應義塾大学SFC研究所上席所員/2016年9月17日@東京大学)
- スウェーデンにおける生徒会勉強会(講師:両角達平 ストックホルム大学大学院/2016年10月3日@東京大学)
- 国内における生徒会勉強会(講師:喜多明人 早稲田大学教授/2017年1月27日@早稲田大学)
- 日本生徒会大賞(2017年4月)
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