
【生徒会とは】そもそも「生徒会」って何のためにあるの?基本のキ
「生徒会って、結局どんな組織なんだろう?」
「役員選挙の時しか関わりがない気がする…」
「結局何をやっているかわからない」
「生徒会」と聞くと、多くの人が「生徒会長や役員の人たちの集まり」をイメージするかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。
この記事では、「そもそも生徒会とは何のために存在するのか」「なぜ全員が関わっているのか」という基本の「キ」をわかりやすく紹介します!
勘違いされがち!「生徒会」の本当の意味
まず知っておいてほしい最も重要な事実、それは「全校生徒の全員が生徒会の一員(生徒会員)」であるということです。
- × 誤ったイメージ:「生徒会=会長・副会長などの役員グループ」
- 〇 正しいイメージ:「生徒会=全校生徒で構成される最高自治組織」
生徒会役員(執行部)は、全校生徒という「生徒会」の代表として、日々の実務や企画を任されているリーダー役に過ぎません。
つまり、あなたがその学校に在籍している時点で、あなた自身が生徒会を動かす主役なのです。
そもそも「生徒会」は何のためにあるの?(3つの目的)
では、なぜ学校には「生徒会」という組織が存在するのでしょうか? 主な理由は以下の3つです。
【目的 1】自分たちの学校生活を「自分たちの手」で良くするため(自治機能) 【目的 2】意見をまとめて学校(先生方)と対等に話すため(権利の保証) 【目的 3】社会に出たあとの「民主主義」を体験するため(主権者教育) |
① 自分たちの学校生活を「自分たちの手」で良くするため
校則や行事、普段の学校設備など、「もっとこうなったらいいのに」と思うことはありませんか?
生徒会は、生徒一人ひとりの「困りごと」や「願い」を集め、ルール変更(校則改正)やイベントの企画などを通して自分たちの力で学校生活を楽しく快適で自分たちのものに変えていくための仕組みです。
② 意見をまとめて学校(先生方)と対等に話すため
個人が1人で「スマホの持ち込みを許可してほしい!」「体育祭の種目を増やして!」と先生に言っても、なかなか学校全体を動かすことはできません。
しかし、生徒会という組織を通して全校生徒の意見を集め、議論し、提案することで、「全校生徒の意見」として先生や大人たちと対等に話し合うことができるようになります。
③ 社会に出たあとの「民主主義」を体験するため
日本は「選挙」や「国民投票」によってルールを決める民主主義社会です。
生徒会活動(役員選挙、生徒総会、クラス討議など)は、「自分たちの社会のルールは、自分たちの話し合いと投票で決める」という仕組みを学校という小さな社会で実践・体験する場でもあります。
生徒会ってどんな仕組みで動いているの?
実際の日本政府の仕組みと比べると、生徒会がどう動いているのかが非常にわかりやすくなります。
国の仕組み(日本国) | 生徒会の仕組み | 役割 |
国民 | 全校生徒 | 主役。意見を出し、投票する |
国会(立法) | 生徒総会 / 評議会 | 全国生徒による生徒会の活動方針や予算・決算などについて意思決定をする最大の会議 |
内閣(行政) | 生徒会執行部(役員)・委員会 | 決定した方針に基づいて実務を行う |
司法 | 監査 | 正しく活動できているかをチェックする |
法律 | 生徒会会則 / 校則 | みんなが守るべきルール |
このように、生徒会役員は「命令する人」ではなく、全校生徒から託された意見を実行する「実行部隊」なのです。
「何も変わらない」から脱却するために一人ひとりができること
「そう言われても、うちの生徒会は何も変わらないし…」と感じる人もいるかもしれません。しかし、生徒会を動かすエネルギー源は「一般生徒の関心」です。
今日からできる小さな第一歩として、以下の3つを意識してみませんか?
- アンケートや意見箱に一言書いてみる
どんなに小さな意見でも、執行部にとっては学校を動かすための強力な「根拠」になります。 - 生徒総会やクラス討議でしっかり意見を選ぶ
「どうせ関係ない」と聞き流さず、提示された議題に対して賛否の意図を持ってみましょう。 - 「学校の愚痴」を「提案」に変えてみる
「~だからこの学校はダメ」で終わらせず、「どうしたら良くなるか?」を友達と話してみるだけで、もうそれは立派な生徒会活動の始まりです。
生徒会は「学校を楽しむための最強のツール」
生徒会とは、決して「真面目な役員だけのもの」でも「先生のお手伝い集団」でもありません。
「自分たちの学校を、自分たちの手で面白くするための最強ツール」
それが生徒会の本来の姿です。
ぜひあなたも、生徒会という仕組みをフル活用して、より充実した学校生活を作り上げてみてください!
