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運営側に立って感じたこと―第4回関西生徒会連盟を振り返って(寄稿)


12月27日、第4回関西生徒会連盟が東大寺学園中学校・高等学校(奈良・奈良)にて開催された。今回は参加者が非常に少なく、また中学生や高校1年生の初参加が多い印象を受けた。

関西生徒会連盟では主に関西圏にある高校・中学の生徒会と議論を行い、様々なアプローチから「生徒会」について考えることができる。また、普段はなかなかできない他校との交流により、学校ごとの特色や多様な価値観を知ることができる場でもある。議題は午前と午後で分かれており、班のメンバーも変更される。今回は午前に「生徒会役員同士の関わり方」「外務のあり方」「生徒会役員に必要とされるもの」3テーマを設定、それを6班に振り分け、他班との意見共有をできるようにした。いずれもかなり実践的な内容で、自身に置き換えて考え易かったのではないだろうか。

私は今年度の会合に2回参加しているが、運営としての参加は初めてで、今までとは違った緊張感を持ち参加した。担当した班では午前に「生徒会役員に必要に必要とされるもの」について議論し、現状と理想を比較することで、自身ないしは自校生徒会のあり方について見つめ直した。私が通う学校の生徒会は外務活動などにあまり積極的でなく、このような場に参加するとまず、孤立してしまう。というのも、大半の参加者は同じ学校の役員同士で参加することがほとんどであり、既にコミュニティが形成されているからである。私にとって初めての外務活動は関西生徒会連盟への参加だったのだが、アットホームな環境と参加者のやる気・熱意に圧倒されたことをよく覚えている。その時は全く発言できず、自身の力量不足を痛感した。その後、幾度かの他団体への参加を経て、自身の明確な目標を持った。今回の運営としての参加は、それは私にとって良い意味でのプレッシャーとなり、今回の会合で積極的に行動するきっかけになった。

運営として初参加、かつ初議長を務めた前川大起さん(東大寺学園・高1)は「今まで受け身だった立場から発信する立場に変わった。議長を務めるにあたって準備はしたが、思った通りにことが運ぶとは限らず、大変だった」と話してくれた。そして、今回が初めての外務活動だった役員もいて「自分が今までやってきた活動を客観的に評価するきかっけになった。自分の意見の再確認をするとともに、たくさんの人の意見に触れることができた。また参加したい」と話してくれたことが、特に印象に残っている。

「初めて」の経験をする人が多かった今回の会合は、多くの方にとって不安や緊張を感じさせる場だったのではと思う。特に関西生徒会連盟の長所であり短所でもあるアットホームな環境、これが大きく関係していると考える。年度末のこの時期は外務活動への参加が初めて、という方が増えてくる時期である。参加者自身の意欲も大切であるが、主催側の雰囲気作りも大切だ。運営に新たなメンバーが多く加わった今だからこそできる活動について考えていくべきではないだろうか。

【文・写真】倉藤 琴子(クラーク記念国際高等学校/関西生徒会連盟運営)

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