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大分県で中高の生徒会10校による「生徒会活性化企画『新しい生徒会』に向けて」を開催。支援協会理事長がサポート

大分県で中高の生徒会10校による「生徒会活性化企画『新しい生徒会』に向けて」を開催。支援協会理事長がサポート


一般社団法人生徒会活動支援協会(以下、生徒会活動支援協会)理事長の高橋亮平が、大分県立高田高等学校(以下、高田高校)の生徒会アドバイザーに就任しました。

11月21日には、アドバイザーの就任証書を校長よりいただき、豊後高田市にある全ての中学校の生徒会役員と、近隣高校などの高校の生徒会役員、計10校の生徒会役員による「生徒会活性化企画『新しい生徒会』に向けて」を開催しました。

昭和のまちで開かれた「新しい生徒会」への第一歩

会場となった高田高校のある豊後高田市は、大分県の県北にある人口2万人程の町です。「昭和の町」として町おこしを行い、昭和レトロブームの中で観光客なども訪れるまちでもあります。このまちにある高校は、高田高校1校のみ。「この学校を魅力的な学校にしていく柱の一つに生徒会を掲げたい」そんな話を校長先生にいただいて、今回のプロジェクトは動き始めました。

当初、生徒会とは別件で、個人的に講演で高田高校に呼ばれているだけだったのですが、「せっかく高田高校まで行くので、地元の中学校の生徒会役員や、近隣の高校の生徒会役員を集めて生徒会のイベントも行いませんか?」とご提案したところ、あれよあれよと企画が進み、アドバイザーを委嘱されることとなりました。

豊後高田市には高校が高田高校しかないことは、逆に地域との連携に大きな可能性を生みます。通常、県立の高校に地元の市が財政的にサポートするということは少ないのですが、地域における今後の少子化への可能性に対する問題意識は高く、豊後高田市のサポートで高田高校では毎日の給食が無料で提供されているとのことでした。

こうしたまちの状況は、「若い中高生の意見を聞く」ということや「地元中高生の参画を進める」ということにも大きな可能性があるのではないかと考えました。

今回は、そんな思いの第一歩として、豊後高田市立高田中学校、豊後高田市立河内中学校、豊後高田市立戴星学園、豊後高田市立田染中学校、豊後高田市立真玉中学校、豊後高田市立香々地中学校と、市内全6校の中学校から生徒会役員が高田高校に集まってくれました。

今回は急な実施ということもあり、高校はオンラインでの参加になりましたが、近隣の宇佐市から大分県立宇佐高等学校、大分県立宇佐産業科学高等学校が参加してくれたほか、今年、校長が視察に行ったご縁から高崎商科大学附属高等学校が参加してくれ、参加者は10校総勢44名が参加するイベントとなりました。

初めての他校との生徒会役員同士の交流

生徒会の全国大会である「全国生徒会大会」などに参加する特に東京周辺の高校の中には、積極的に他校の生徒会役員と交流している学校も多くあります。そういった学校では、学校内での生徒会役員活動を「内務」、学校外で他校と一緒に行う生徒会の連盟組織での活動や、他校との連携した取り組みなど外部に出て行う生徒会役員活動を「外務」などと言っている生徒会役員もいる程です。

しかし、豊後高田市の高田高校では、これまでこうした他校との交流をした経験や実績はなく、さらに生徒会役員5人は全員が今年役員になったばかり。

生徒会役員達はもちろん、生徒会顧問などの先生達も何をどうしていいのか分からないという状況で、役員と2週間前からオンラインでの企画会議を始めました。

オンラインでの会議すら行なったことがなかった高校生達が、週に何度も会議を行うこととなり、その会議のためには自分たちの意見をまとめるために会議をしなければならず、5人全員が生徒会役員経験のない運動部男子という生徒会役員達は、おそらく人生で初めて毎日のように生徒会の会議をするということを体験して頑張って準備してきました。

今回行われた「生徒会活性化企画『新しい生徒会』に向けて」は、急に決まった企画であったため、平日の放課後にしか実施できないという制約もあり、終わった後に中学生たちが自宅に帰らねければならいないというで、50分という極めて短い時間での開催となりました。

限られた時間の中で、どれだけ価値を高められるかということから高田高校の生徒会役員達との議論を重ね、これまでの生徒会から踏み出せる「新しい生徒会」についての挑戦をしていけるようにと、15分間の「新しい生徒会」に向けての先進事例や実態調査についてのインプットをした上で、グループワークに時間を取りたいが、折角多くの生徒会役員が集まったのだからと、最後の10分間を全体共有・まとめにすることにしました。

その結果、グループに分かれてのディスカッションは残りの25分間で実施することとして、「新しい生徒会」に向けて何をすべきかについて、中学生はリアルで5名ずつの4グループに別れてワールドカフェを実施。高校生はZoomで1グループで議論をするという形にしました。

また、今回の実施では、参加校に事前アンケートに協力してもらいました。

これまで生徒会同士での交流をしたことがない学校がほとんどであるため、限られた時間だけでは、それぞれの学校の生徒会の状況を共有する時間がないと思ったからです。

こちらについては、別途、また記事に書いてご共有しようと思います。


【文】高橋亮平 (一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長)