【生徒会選挙】立候補前に必ず確認したいチェックポイント
生徒会役員選挙への立候補を決めたら、まず学校の「選挙規程(選挙のルール)」や「立候補要項」を確認しましょう。立候補の手続きや選挙運動のルールは、学校によって異なります。
この記事では、立候補者が事前に確認しておきたい5つの項目を紹介します。
ルールは学校ごとに異なる
生徒会役員選挙は、各学校の選挙規程や選挙管理委員会の案内に基づいて実施されます。
規程に違反した場合は、学校の定めによっては、注意や修正の指示、選挙運動の制限、最悪の場合、立候補の取り消しなどの対象になることがあります。準備してきた公約や演説を無駄にしないためにも、説明会や配布資料でルールを確認し、分からない点は事前に質問しておきましょう。
説明会や配布資料で確認したい5項目
説明会がある場合は、選挙規程や立候補要項を手元に用意して参加しましょう。説明会がない場合も、配布された資料を読み、次の5項目を確認してください。
1. 書類の提出期限と記載方法
- 提出期限: 提出日だけでなく、締切時刻や提出場所、提出方法も確認する。
- 立候補の要件: 対象学年や在籍条件、推薦人・選挙責任者の人数と資格を確認する。
- 記載方法: 手書き・入力の指定、使用できる筆記具、訂正方法、必要な署名や押印を確認する。
- 顔写真の規格: 写真のサイズ、データ形式、服装、撮影範囲などの指定があるか確認する。
締切後の提出や書類の不備がどのように扱われるかも、あわせて確認しておくと安心です。
2. 選挙運動の期間と禁止行為
- 開始・終了の時刻: 選挙運動ができる期間はいつからいつまでか確認する。
- 事前運動の扱い: 立候補の受理前や公示前に、投票を呼びかけてもよいか、難しい場合は何ならできるのかを確認する。
- 活動できる場所と時間: 教室訪問や朝のあいさつ運動ができる場所、時間帯、回数を確認する。
- 応援者のルール: 応援できる人数や活動内容、立候補者本人と同じ制限を受けるか確認する。
口頭での呼びかけも選挙運動に含まれる場合があります。「ポスターを貼らなければ自由」と判断せず、しっかり確認して、規程に沿って確認しましょう。
3. ポスターやビラの作成・掲示ルール
チェック項目 | 確認する内容 |
枚数 | 作成・掲示・配布できる枚数に上限があるか |
サイズ・形式 | 用紙の大きさ、縦横、カラー印刷、手書きなどの指定があるか |
掲載内容 | 写真やイラスト、二次元コード、他の生徒の氏名などを掲載できるか |
掲示・配布場所 | 指定の掲示板だけか、教室や廊下でも掲示・配布できるか |
事前確認 | 掲示や配布の前に、選挙管理委員会の確認や承認印が必要か |
撤去・回収 | 誰が、いつまでにポスターやビラを回収するのか |
自分で撮影・作成していない写真やイラストを使う場合は、選挙規程だけでなく、使用の許可についても確認が必要です。
4. 候補者演説・立会演説会の条件
- 持ち時間: 候補者演説と応援演説の制限時間を確認する。
- 原稿の提出: 事前提出や内容確認の有無、提出期限、提出後の修正が可能か確認する。
- 使用できるもの: フリップ、スケッチブック、画像、動画、音楽などを使用できるか確認する。
- 当日の進行: 登壇順、マイクの有無、リハーサルの時間、欠席時の扱いを確認する。
制限時間を超えた場合の対応も確認し、実際に時間を測りながら練習しておきましょう。
5. SNSやデジタル機器の利用
SNSやグループチャットを使った選挙運動は、学校によって扱いが大きく異なります。
- 利用できるサービス: 個人のSNS、学校の学習用サービス、グループチャットを利用できるか確認する。
- 投稿できる期間: 公示前や投票日当日に投稿してよいか、選挙後に削除が必要か確認する。
- 応援者による投稿: 友人やクラスメートが候補者を応援する投稿をしてよいか確認する。
- 写真・氏名の掲載: 他の生徒が写った写真や氏名を、本人の許可なく掲載してよいか確認する。
- メッセージの送信: クラスなどのグループチャットで投票を呼びかけてよいか確認する。
規程にSNSの記載がない場合も、自由に使えるとは限りません。投稿する前に、選挙管理委員会へ確認しましょう。
判断に迷ったら選挙管理委員会に確認する
規程を読んでも判断できない点は、自分で解釈せず、選挙管理委員会や担当の先生に確認しましょう。
質問するときは、具体的な行動を示すと回答を得やすくなります。
- 「ポスターに自分で描いたイラストや撮影した写真を使えますか」
- 「朝のあいさつ運動には、応援者が何人まで参加できますか」
- 「候補者が定員以下の場合、信任投票を行いますか。行う場合の当選条件は何ですか」
- 「個人のSNSで投稿できる期間と、掲載できる内容を教えてください」
回答はできるだけ記録に残しましょう。また、必要に応じて選挙管理委員会から全候補者へ共有してもらうと、候補者間の公平性を保ちやすくなります。
選挙活動を始める前に一覧表を作ろう
説明会や資料の確認が終わったら、次の4項目に分けてルールを整理しておくと便利です。
- できること
- 禁止されていること
- 事前の許可が必要なこと
- 提出物と締切
ルールを正しく理解することは、余計なトラブルを防ぎ、候補者としての信頼を守ることにつながります。疑問を残したまま選挙運動を始めず、必要な確認を済ませてから準備を進めましょう。
