未来を創るための土台をつくる:招待会議2017
7月17日、慶應義塾大学日吉キャンパスで「招待討論会2017 ―ここからはじまる ~未来を創るために~」が開催され、150名以上が参加した。この討論会は1958年に「関東高校学生招待会議」を原点として、ここまで回を重ねた。
今回は、主催校である慶応義塾大学高等学校の出身でSansan株式会社の寺田親弘氏が基調講演として壇上に立ち、参加者に対してメッセージを伝えた。講演では“「世界を変えられる」の対義語は「運命がすべて決まっている」ということ。自分から世界を変えようと思わなければ、何も変わらない”と語り、自分から行動を起こして社会をイノベーションしていくことを訴えた。また最後には“思考を変えることは運命を変えることを常に活動してほしい”と締めくくった。
グループに分かれて議論した主題討論で「今日からあなたも人気者」の議長を務めた、富田真琴さん(日本女子大学付属・高2/写真)は「人気者は、全員に好かれているわけではないので、人それぞれの人気者になれればいいと思った。その中で、人気者の定義は思いやり、気が利く人。自分自身がその理想を目指していくべきという結論になりました」と語った。また、初めての議長であったことから「時間配分としては課題が残ります。ただ、今後に向けて努力していきたい」と今後への意気込みを語った。
【写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会理事長
投稿者プロフィール
- 1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。
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