11月17日、成城高等学校(東京・新宿)にて令和元年度第2回首都圏高等学校生徒会連盟(以下高生連)の連盟会が開催され、計11校、24名の中高生が参加した。

今回は初めての試みである、他己紹介を用いたアイスブレイクから始まり、会場に和気あいあいとした空気が流れる中で連盟会は開始された。第1回と同様に今年度の高生連では加盟校からの話題提供方式を採用しており、今回も「お悩み相談会」として各校の抱える問題点、課題点を解決するために様々な意見が飛び交った。

攻玉社から「各校の珍しい部活はないか」という質問が上がると、「交通史料幹部」や「福沢研究会」といったほかには見られないものを紹介され、会場が驚きと和やかな雰囲気に包まれつつも、東洋大学京北高等学校が提出した「役員と顧問の関係性」悩みに対して、自校の状況をわかりやすく、簡潔にまとめ発 表し、参加校の多くが「生徒主体で活動しており、先生には相談や報告などをするだけ」というデータを得られるなど非常に有意義な時間を参加者一人一人が過ごした。

最後に成城の抱える悩みである「生徒会組織として活動するには」。この話題に関しては五つの班に分かれ議論を展開した。

どの班も発表の場において差異はあるものの「役員間の連携、信頼」を大切にすることが第一であるという結論にたどり着いていた。その土台が存在する上で、学年間の引継ぎであったり、しっかりと情報共有を行うことであったり、と様々な角度から焦点を当てて、悩みに対して返答をした。

外務活動の目的の一つとして、他校との情報交換、自校に情報を持ち帰ることがよく上げられるが、今回の首都圏高校生生徒会連盟はまさにそれを体現できていたのではないだろうか。12月26日に開催される生徒会大会を含めあと2回となった令和元年度の高生連に今後も強く期待をしたいと思う。

中学生ながら連盟会に初参加した佐藤文吾さん(都立三鷹・中2/ 写真)は一日を振り返り、「特に各校の生徒会役員の人数の違いの話の時にどのくらいが適正なのかという話が出来て良かった」と語る。また「お悩み相談会において、現在自校が悩んでいるポイントについて話せ、今後の生徒会活動への参考になった」と、他校の生徒会役員との会話の中で、自校の生徒会へ還元できる情報を獲得できたことに満足感を抱いた。

生徒会の話に特化している、参加している生徒会役員の質の高さ、この二点を見込んで参加を決意したという川上湧登さん(成城・高1/ 写真)は今回の連盟会を期待通りだったと評した。1日の中でも特に自らが提出した「生徒会組織として活動するには」において,「適正規模や打ち上げなどの生徒会内の縦の関係でのコミュニケーションから構築していく信頼関係、それ以上に情報共有の各校の実績を知ることができた。」と話す。自らも討論に参加し、多くの生徒会役員と関わりより深い議論ができたことに、有意義さを感じていた。そして「これを活かして自校に還元し、自校の問題点を解決していきたい。」と締めくくった。

【文・写真】川廣 泰人/一般社団法人生徒会活動支援協会 運営委員
【写真】小西 姫奈/首都圏高等学校生徒会連盟