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生徒会に求められる学校生活への介入とは:多摩生徒会協議会


9月8日(日)に、柴崎学習館(東京・国立市)で多摩生徒会協議会定例会が対面にて開催された。
今回の定例会では「生徒会に求められる学校行事への介入とは」を主題として具体的な案を出し合い協議を行った。

協議で出た意見や結論

  • 「学校生活に関わるような介入」と「広報的な介入」の2種類がある
  • 短絡的な(検証しないような)介入は好ましくない
  • 最終的な意見を通すために、警察としての側面、すなわち望まないような方向の活動もしなければならないことがある
  • 生徒が意見を出す、一般生徒とコンタクトする等関心を持ってもらうような広報活動で生徒との密接な関係を作り出す
  • もうほぼほぼやることがない学校は、副産物として後世に残していけるのであ協ればという意識の中で活動をする
  • 民度、信用の問題が大きい学校は、あの手この手を使って双方の意見を通すことを目標に「企画」の前段階の活動をする
  • 最終的に、「生徒と学校の懸け橋として機能し、それの成果によって学校に変化が生まれる」状態を形成する

最後に

我々生徒会役員は学校生活に関わる介入と広報活動を通じて、生徒との関係を築き、学校に変化をもたらすことが目標である。短絡的な介入は避けて、状況に応じて柔軟に対応するべきではないだろうか。

議長からの言葉

今期(第16期)の多摩協では生徒会と生徒の関係に重きを置いた議論をしております。そのなかで、生徒会が生徒と最も直接的に関わることの多い学校行事への介入について議論を重ねました。
学校行事における生徒会の主な活動は行事そのもの運営や遂行など、どちらかといえば学校(教員)側としての動きが多くなる印象がありました。そのなかで、より良い行事運営を行うためには長期的な取り組みにより生徒との信頼関係を構築し、生徒会への理解を得ることで円滑な行事運営を行うことや、学校行事に対する生徒からの要望についても生徒会が主となり学校(教員)側に起案してゆく必要が大いにあることを改めて実感いたしました。
すべての生徒会活動において生徒と生徒会の関係は切っても切れない関係にあるということを再度認識し、今後のより良い学校生活を支えるために多摩生徒会協議会は今後も活動をしてまいります。

次回、多摩生徒会協議会定例会は11月4日を予定しているとのこと。

【文】岩崎 晃大/生徒会活動支援協会 運営委員

投稿者プロフィール

岩崎晃大
岩崎晃大
2009年静岡県生まれ。暁星中学・高等学校生徒会会長補佐。多摩生徒会協議会、生徒シンポジウム、teenmedicaなどの運営を務める。2024全国生徒会大会では副実行委員長を務めた。
2024年度生徒会活動支援協会運営委員