生徒と理想的な関係を築くには:多摩生徒会協議会定例会
6月23日(日)に、世田谷学園中学・高等学校(東京・世田谷区)で多摩生徒会協議会定例会が対面にて開催された。
今回の定例会では「生徒と理想的な関係を築くには」を主題として具体的な案を出し合い協議を行った。
協議で出た意見や結論
- 生徒との理想的な関係構築には生徒会活動に対する理解を示してもらう必要がある。
- 生徒会の積極的な学校活動への介入や、広報紙、SNSを用いた広報の拡大。
- 生徒の目に見える形で活動を知ってもらう。
- 生徒会とはそもそもどの立場でどのような権限があるのか、生徒会は生徒の意見を反映させるがあくまで代表であることをもっと知ってもらう。
- 生徒会と生徒がいかに関りを持てるか、もっと身近な存在であるべきではないか。
- 生徒会に対して批判的であるというのはまだ関心があるという事なので、興味がないよりも良い状況であって、そこからどう意見を聞くか。
- 広報の手段は紙媒体なのかSNSなのか。
- 認知度が高いのはSNSで時代や環境によって生徒会のスタイルも改革していく必要がある。
最後に
我々生徒会役員が目指すべきものは、学校側に届かない声を生徒の代表として、学校に届ける。
そんな仲介者のような立場なのではないだろうか。
生徒会というのは偉いわけでもなく、ただ生徒の代表として発言権があるだけだという事。
もっと生徒との距離を緊密にし、より多くの意見を学校へ送り届けるために日々尽力したい。
また、仲介するだけでなく、我々生徒会役員が前に立ち、生徒の為の積極的な改革をしていく事が大切である。
議長からの言葉
16期多摩生徒会協議会では、更なる協議の質を追求し、歴代の尊厳を守るとともに新たな試みも積極的に取り入れ、すべての生徒会役員にとって有意義な協議の場とし、生徒における学校生活が少しでも豊かになることを目的に今後も取り組みを続けてまいります。
今後とも多摩生徒会協議会をよろしくお願い申し上げます。
16期議長 門脇樹
次回、多摩生徒会協議会は9月8日(日)を予定しているとのこと。
【文】門脇樹/多摩生徒会協議会議長
【写真】鈴木莉恩/生徒会活動支援協会運営委員会
投稿者プロフィール
- 2003年東京都生まれ。東京都私立昭和第一学園高等学校卒業、桜美林大学在学。多摩生徒会協議会、こども国会運営、全国オンライン学生祭実行委員などを務める。高校1年から生徒会長として様々な生徒会団体の企画に参加をしてきた。
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