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協会理事 八木澤が旅行新聞のインタビューを受けました


生徒会活動支援協会理事の八木澤玲玖が、過日旅行新聞の取材を受け、その内容が同紙及びウェブ版に掲載されました。これまで、栃木県那須地域の地域活性化を目指し起業するとともに、生徒会活動と地域との連携について、企画検討を続けていました。今回のインタビューは那須地域の観光から八木澤にフォーカスされました。

〈この人に聞く〉㈱那須旅 代表取締役社長 八木澤玲玖さん

 大学1年生であり、社長。栃木県・那須に生まれ育った八木澤玲玖さんは地元の観光活性化を目的に、高校生で「㈱那須旅」を起業した。

他地域の温泉地を取り上げたテレビ特集に「那須にも素晴らしい温泉がたくさんある」と悔しがるほど、地元愛が強い子供だった。

那須の活性化に目覚めたきっかけは、1件のフェイスブックの投稿だった。那須塩原市による駅前商店街を盛り上げようというもの。通っていた高校の近くの商店街がシャッター街だったことに危機感を覚えていた八木澤さんは、投稿を見てすぐに市役所に電話。参加できないかと問い合わせ、1人で会に飛び込んだ。

それから那須のさまざまな会議に多く出席するようになる。同級生や後輩も誘って積極的に発言し、意見は重宝された。「若者が那須を盛り上げる大きな力になる」と手応えを感じ、熱意はさらに沸き立った。

高校2年生の秋、栃木県内の起業コンテストのポスターに目がとまる。「君のアイデアが社長に」――。〝社長になりたい〟と思ったことはなかった。ただ、ボランティアとして活動してきたことが仕事になるのか試したかった。結果は1200人中の1人に選ばれ、100万円の賞金で「那須旅」を立ち上げた。

現在は東洋大学国際観光学部で観光を専門的に学ぶ。起業から1年半。授業のかたわら、9月にスタートした事業「那須旅バッグ」の協賛施設の営業に奔走する毎日だ。「高校生社長という話題性で注目されてきたが、ここから実績を積まなければ」。卒業後は那須に戻る予定。高校生でも大学生でもない〝那須旅社長〟として、本勝負をかける。

投稿者プロフィール

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荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。