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高生連が能登半島地震被災者に向けて街頭募金を開催、7万円を義援金として寄附


3月10日、東日本大震災から13年を迎えようとしている中、首都圏高等学校生徒会連盟の役員などが、小田急線新百合ヶ丘駅(川崎・麻生区)で、今年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被災者のための義援金街頭募金を実施した。今回は、直前の告知ということもあり、5名が参加した。

初川なつみさん(都立富士/中2:写真左から2番目)は、今回の募金に参加したのは生徒会役員の先輩から実施のお知らせがあったからだという。「ボランティアにも興味があり、校内でのユニセフ募金は経験したことがあるが、学校内だけで完結していたことから規模は小さかった。今回の街頭募金に参加して、充実感があった。それは、駅との人の流れは全く途切れず、多くの方が募金してくださったからだ。同時に、日曜日ということもあり、親子連れが多く、小さいお子さんから年配まで、老若男女の方にご協力を頂いた。中でも、知り合いが能登在住で被災されているという方がいて、かなり暖かい言葉を掛けていただいたのが印象だった」と語った。

今回の募金は、地震直後の1月に開催された交流会での話題から実施を計画した。これまでコロナ禍でオンラインの交流会を開催していた高生連が、対面イベントに今後切り替えていく中で、そのプレイベントとして実施したという。開催場所や日程などについては、準備期間が短かったこともあり難儀したが、最終的に新百合ヶ丘駅に決定、その後、警察への道路使用許可申請や掲示物の作成などを実施し、開催にこぎつけた。街頭募金を実施した2時間で、75,295円が集まり、すべてを石川県の義援金口座に寄附された。

【文・写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 専務理事

投稿者プロフィール

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荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。