
学校行事や盗難などの話題で議論:多摩生徒会協議会
2月22日、東京都立国立高等学校で「多摩生徒会協議会第6回定例会」が行われた。今回の定例会には三多摩から24名の生徒会役員が集まり、熱心な議論を繰り広げた。
はじめに議長である、岩渕真奈さん(都立日野・高3)が開会を宣言。「この議論を学校に持ち帰り実現するプロセスを進めることこそ意味がある」と述べ、今後の方向性を示した。今回の議論では、「盗難」「学校行事」「組織」の3点の話題提供があり、議論を進めた。
学校内における盗難が発生しており、それを防止する方策を考える、という議題では入学時に南京錠などのカギを購入してもらうことや移動時には必ず鍵を閉めるプロセスをつくること、そもそも金額が高いものは持ってこないなどの方策が出された。また、学校行事に関する議題では、行事のバランスが偏っていることが背景にあるのではないかという問題提起から議論が進められた。まずは、行事のバランスを取るために教員との折衝機会を増やすことや、餅つきなどの体験型プログラムを行う提案があった。
最後の議題となった、多摩生徒会協議会の組織については、ユーモアを交えながらも新たな取り組みを進めるような形が望ましいという意見が多くを占めた。また、副議長・議長の計3名からなる議長団に求めるものとしては、交流する意欲が強いメンバーが良いという意見があった。
生徒会における外務活動は、まだ新たな可能性を秘めていると感じでいる。今後も様々な議論や活動を通して生徒会活動の活性化に貢献してほしいと強く感じている。
投稿者プロフィール

- 1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。
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