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議論の始まりは学校に行く理由から考える:第6回全国高校生徒会大会


3月28日から30日にかけて、衆議院第一議員会館(東京・千代田)において、「第6回全国高校生徒会大会」が開催されている。今回の参加者は、21都府県から130名が参加。初日となった28日は、ディスカッションを中心に大会が進行した。

今日展開されたテーマは、“なぜ学校にいくのか”と“コミュニティかアソシエーションか”、“「全校生徒が望むことだけやればいいのか」という観点から自治について考える”の3つが用意された。

模造紙やICTを使って多くの意見が交換された

その中で、実行委員の入稲福 龍さん(神戸大学附属中等教育・高1)が参加したグループでは、それぞれのテーマについて、深い議論が展開されたという。

“なぜ学校に行くのか”のテーマでは、行事・授業などを通じて人と関わることが最重要なのであって、これらの関係は学習塾では作ることができない、学校の役割だ。という。また、“コミュニティとアソシエーション”については、文化祭を一例に「全員がひとつの造詣をつくる文化祭」と「面白い文化祭」という項目を並列で比較した際に前者のほうが共生力があると考えた。ただ、それをやると反発が出てきてしまうことがあり、大まかな枠組みとして1つを見てしまえばアソシエーションとしてみることが出来るのではないか。アソシエーションは一つの目的を持った人が集まるから成り立ち、コミュニティと重なる部分もそうでない部分もあるというまとめで一致した、という。最後に、“「全校生徒が望むことだけやればいいのか」という観点から自治について考える”テーマは、前提として日本の民意の暴走を防ぐには、というサブテーマが設けられていたが、議論していくうちに日本の民意自体がそもそもゼロではないか、という意見が出てきた。最終的には、そのゼロの民意を上げるためにも、良い意味で民意の暴走を引き起こす必要があるのではないか、というところで議論は終了した。

あくまでアイスブレイクとして展開された3テーマではあるが、それぞれの班が多種多様な意見を交わし、全体共有ではさらに多くの意見が飛び交った。

【文】荒井翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長
【写真】栗本拓幸/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事

投稿者プロフィール

荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、一般財団法人国際協力機構理事などを務める。2008年、生徒シンポジウムの企画発案者として副実行委員長を務める。そのメンバーで2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。