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行事運営組織の統括組織に生徒会がなれていない:多摩協定例会


6月3日、東京都立立川高等学校(東京・立川)で今年度第2回目となる多摩生徒会協議会定例会が開催された。東京都内に立地する都立・私立高校から約10校40名が参加した。今回のテーマには「行事の運営について、よりよい運営方法とは」が設定された。生徒会として行う様々な事業のうち、行事が関係する事業が占める割合はどの学校においても大きくなる。その状況下において、生徒会としての課題抽出や運営面での改善について、6グループに分かれて議論した。はじめに生徒会で統括する行事について、それぞれのイベントや年間の行事の運営方法をリストアップし、課題抽出を行った。

あるグループでは、文化祭パンフレット冊子を生徒全員分印刷・配布しているが、配布後にパンフレットとしての機能を果たす前に処分されている実態に着目した。冊子体のパンフレットを大判の用紙に変更し情報量を圧縮することやコンテンツの独自性を打ち出すことを提案した。また、別のグループでは、生徒会本部が行事全体の統括を担当することとしているが、統率が取れてなく各専門委員会との連携・枠組みが不明確になっていることが課題としてあげられた。今後、生徒会本部がトップの組織として、専門委員会の実施事項をチェックする体制や情報の共有化を図れるような施策が必要であると結論付けた。

今回の定例会を終えて、議長の今池 陸晃さん(穎明館・高2/写真)は「設定したテーマが抽象的になってしまい、普遍性に欠けていたため、各グループでの議論において乖離が生じた部分があった」という。生徒会協議会の状況について尋ねると「10年目の活動に突入して、新しい活動の計画も進めている。そのような状況の中でも参加校の層が一定に保たれているという点においては、これまでの活動の積み重ねが出来ている。ただ、さらに参加校を増やしていくような方策をしていきたい」と今後に向けての展望を語ってくれた。

7月31日には協議会バーベキュー大会を開催、次回第3回定例会は8月19日に開催する予定とのこと。

【文・写真】荒井 翔平/一般社団法人生徒会活動支援協会 理事長

投稿者プロフィール

荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、一般財団法人国際協力機構理事などを務める。2008年、生徒シンポジウムの企画発案者として副実行委員長を務める。そのメンバーで2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。