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有意義な外部活動とは:多摩生徒会協議会定例会


10月2日、桐朋高等学校(東京・国立)で多摩生徒会協議会定例会が開催された。対面で開催し、合計25人が参加した。今回の定例会では「有意義な外部活動とは」を大きなテーマとして、前半と後半でそれぞれ「外部活動のメリット、目的、課題」「理想の外部活動」という二つの議題について1グループ7~8人の4グループに分かれて話し合い、まとめた。


各グループからそれぞれの班で出てきた様々な意見や考えが会の最後で全体に共有された。

 

  • 1班
    • 外部活動のメリットは、人脈が広がること、自分の知らないことを知ることができ、世界が広がること。
    • 外部活動のイベントをする上で会場設定は大事にするべき。
    • 内容をコンパクトにまとめることが大切。
  • 2班
    • まだ外部活動をしていない学校に対しても手段を考えて誘う。
    • メリットは、他の学校を知ることができ刺激も受けられること。
    • デメリットは、劣等感を感じてしまうこと、お金がかかること、生徒に何をやっているのかが伝わりにくいこと。
  • 3班
    • 交流会で得た他校の情報を全校生徒に共有することが出来たらいい。
    • 取り入れられることは自分たちの活動に取り入れたい。
  • 4班
    • 自分の経験値にする、他校の例を見て自分たちの活動に取り入れたい。
    • 参加していない人に伝える場が必要。

 

今回初めて参加した久保田響さん(世田谷学園・高2)、川勝美結さん(洗足学園・高1)は、「外部活動のオンライン、オフラインそれぞれのメリットデメリットを知ることができた」「いろんな学校の試みがそれぞれ違い、お互いにその取り組みを取り入れ合えたらいいなと思った」と語った。2校とも外部活動を始めたのが最近で、外部活動に関しての経験があまりない状態での参加だったが、今回の議論を通して、今までなかった活動に対する考え方や刺激を受けることができた。自分たちの学校が他の学校に比べて遅れているところや違うところを見つけることができたので、自分たちの学校の生徒会にも持ち帰り、共有して活動につなげていきたいという。

 

 

次回定例会は12月28日を予定している。


【文】鈴木 莉恩/一般社団法人生徒会活動支援協会 運営委員

投稿者プロフィール

鈴木 莉恩
鈴木 莉恩
2003年東京都生まれ。東京都私立昭和第一学園高等学校卒業、桜美林大学在学。多摩生徒会協議会、こども国会運営、全国オンライン学生祭実行委員などを務める。高校1年から生徒会長として様々な生徒会団体の企画に参加をしてきた。