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自分の知らない自分を見つける:生徒シンポジウム2016が開催


3月21日、早稲田大学高等学院(東京都練馬区)において、生徒シンポジウム2016(主催:生徒シンポジウム2016実行委員会/協力:一般社団法人生徒会活動支援協会)が行われた。今回のシンポジウムでは「自分の知らない自分を見つけよう」をテーマに、約60名の高校生が集まった。自分が生きていくためには、どんなツールが必要なのか、そしてそのツールをどう生かしていくのかを考えることを念頭に、様々な議題でグループディスカッションとワールドカフェ形式を用いて議論された。

イベントの開催は、7回目で毎年実行委員が希望制で集まる。今回のポイントは、参加者が幅広い議題に参加できるよう、計3ラウンドで小グループの議論と、全体討論に参加できるプログラムを組んだことである。

参加者に質問を投げかける雨宮さん(撮影:猪股大輝)

参加者に質問を投げかける雨宮さん(撮影:猪股大輝)

小グループでは、マナー・入試・インターネットなど、高校生に身近な議題が多く用意された。自分ができること、今後どうしていきたいのかを中心に議論が進んだ。全体討論においては、“可能性”に焦点を当てて、参加者が自分の可能性について、どう考えているのかを質問した。

全体討論前のブラッシュ議論に臨む参加者(撮影:猪股大輝)

全体討論前のブラッシュ議論に臨む参加者(撮影:猪股大輝)

今回の実行委員長の雨宮芽衣さん(高2・桐朋女子)は、「活発な議論が生まれたことは、それぞれが興味を持っているからのはず。イベントが何かのきっかけになってほしい」と締めくくった。次回開催に向けた実行委員会を発足させることがイベント中に発表され、夏合宿などを行い内容を企画していくとのことだ。

今回の参加者で集合写真(撮影:猪股大輝)

今回の参加者で集合写真(撮影:猪股大輝)

投稿者プロフィール

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荒井 翔平
1991年東京都生まれ。東京都市大学環境情報学部環境情報学科卒業。一般社団法人生徒会活動支援協会代表理事、一般財団法人国際交流機構理事、私立大学環境保全協議会運営委員などを務める。2009年に生徒会活動支援協会を立ち上げ、生徒会活動に関わる様々な支援に取り組む。2010年に幅広い分野で社会的活動を行う、一般社団法人日本学生会議所を設立。